看護助手のやりがいについて

役に立っている実感が得られる

看護助手の主な仕事は、医療や看護の現場でのサポートです。患者さんを診察室に誘導したり、医療器具の消毒や備品を整理したりなど雑用に思われがちな細かい作業が多いんですが、それらのサポートがなければ現場は回りませんよね。また、診察の付き添い、シーツの交換、オムツ交換などの排泄介助、院内の環境整備、事務作業やカルテの整理なども担っていますが、一見雑用に思われがちなこれらの仕事も治療をスムーズに行うために大事な仕事です。直接医療行為には携われなくても、一緒に仕事をやり遂げる充実感や医療に貢献しているという実感を得られるでしょう。
それに、直接医療行為には携わることはありませんが、看護助手も患者さんを支える医療チームの一員です。体の不自由な患者さんの移動を支えたり、入院患者さんのベッドを整えたりといったサポートを通じて患者さんの治療が滞りなく行われた時に、人の役に立つ仕事をしている！という喜びを感じられます。

患者さんの笑顔を見る機会が多い

患者さんと直接コミュニケーションを取る機会が多いので、患者さんの笑顔を間近で見られるのも看護助手の魅力です。受診や入院している患者さんは不安を抱えています。落ち込んでいる姿を見ることも多く、心も痛むでしょう。ですが、仕事を通して患者さんとコミュニケーションが取れるので距離も縮まりやすくなります。接していくうちに少しずつ心がほぐれていく患者さんの笑顔を見られた時に大きなやりがいを感じます。

医療用語や専門知識が学べる

医師や看護師のサポートをするためには医療用語や専門知識が欠かせません。知識がなければスムーズにサポートできず、業務が滞ってしまうからですが、仕事の中でそれらを自然に学ぶことができますよ。学んだ知識は日々の仕事に活かせるだけでなく日常生活でも役に立ちます。

「ありがとう」といわれることが多い

看護助手の仕事は現場には欠かせないものばかりですが、どれも小さなサポートばかりです。雑用に近いかもしれませんが、看護助手がいるからこそ業務がスムーズにできるといっても過言ではありません。人の役に立っているという実感が得られるのはもちろん、直接「ありがとう」と感謝の言葉をもらえることこそが看護助手の魅力であり、やりがいでもあります。
特にお世話した患者さんからの感謝の言葉ほど嬉しいものはありません。体力が必要な仕事も多いのですが、感謝の言葉をもらうと心が温かくなり、「これからも頑張ろう！」という気持ちになれます。